【陣馬形山】初ソロキャンプの思い出

キャンプ日記

初めまして、朱夏といいます。
今回は初投稿ということで、初めてソロキャンプした時の話をしたいと思います。

というわけで話の流れはこんな感じです。

きっかけ

私がキャンプに行きたいと思ったきっかけは、アニメ「ゆるキャン△」を視聴して、キャンプに興味を持ったことからでした。
もともとキャンプには興味があったのですが、「一緒に行く人がいない」という理由で半分諦めていたような状態でした。

しかし、アニメでリンちゃんがキャンプで一人の時間を満喫しているのを見て、「キャンプって一人で行ってもいいんだ」と、自分の常識が間違っていたことに気づいたのです。

youtubeなどで調べてみると、お笑い芸人のヒロシさんを筆頭に、ソロでキャンプしている人は結構いる様子。


じゃあやってみるかと半年かけて準備して2018年11月、初キャンプに行くことになったのです。

陣馬形山

はじめてということで、「折角なのでゆるキャン△の聖地巡礼がしたい!」と思い、作中に出てきたキャンプ場を調べてみました。

候補としては、有名どころの3か所。

  • 洪庵キャンプ場
  • ふもとっぱらキャンプ場
  • 陣馬形山キャンプ場

この中で、以下の理由から、陣馬形山キャンプ場に決定しました。

  1. 利用料が無料
  2. 移動距離が一番短い
  3. 標高1000m超えの絶景キャンプ場

富士山見に行きたいとも思っていたのですが、次回以降に回すことにしました。
一度に全てを満たすのは難しいですし、次の楽しみも増えるというものです。

といったわけで陣馬形山ですが、結論から言うと、めちゃくちゃ良いところでした。
私が良いと思ったポイントは以下です。

  • 景色が最高(これが一番)
  • 屋根付きの炊事場がある
  • 緊急避難用の山小屋がある
  • キャンプ場まで車でいける

逆に、悪いとは言えませんが、出発前に注意した方がいいポイントもあります。

  • トイレに紙がない
  • トイレに照明がない
  • 炊事場の水は冬場は断水している
  • キャンプ場の照明がない
  • スマホの電波が弱い(場所によっては届かない)

はっきり言うと不便です。
不便ですが、普段職場で疲れ切って帰るだけの日常から隔絶された空間を体験できるという意味では、自分にとっては良いところと言ってもいい部分でした。

キャンプ初体験

というわけで行った陣馬形山ですが、何もかもが初体験の私にとっては困難の連続でした。
以下私が戸惑ったポイント。

  1. ここにテントたてていいの?
  2. テント設営10分とか無理では・・・
  3. ライターの火が付かない

現地で最初に戸惑うのは、恐らく皆これなのではと思いました。
周りのテントからどのくらい距離離れてないといけないのかとか、テントを張っていいエリアなのかとか・・・場所探している私は完全に不審者でした(;・∀・)

平日に行ったので他のキャンパーさんは多くなかったのが救いですかね。

次にテント設営、1年たった今でこそそこそこ早く設営できるのですが、設営自体初挑戦の状態だと、説明書を読みながら、良く解らない部分はググりながらになり余裕で1時間はかかります。
出来るならテントを張る練習をやってからキャンプ場に行った方が、現地でゆっくり過ごせると思います(出来るなら)。

陣馬形山は標高が高いのもあり、冬場は100均のライターなどの場合だと火が全くつかないといった事が起こりえます。
私の場合はガスコンロでお湯を沸かせたのであまり問題になりませんでしたが、着火方法は複数用意しておいた方がトラブルに強いと思います。

と、色々ありましたが、こんな体験も楽しめたのは、以前youtubeでヒロシさんが言っていたことを聞いたからかもしれません。

「キャンプは不便も楽しむもの」

とても良い言葉だと思います。
今も私のキャンプをやる上でのテーマの1つになっています。

突然の襲来、それは・・・

日没前17時頃でしょうか、周りが暗くなるにつれて南の方から白い塊がせりあがってきました。

雲が、下からせりあがってきたのです。
ネットの情報だと雲の上のキャンプ場と評価されていた陣馬形山ですが、まさか雲がせりあがって来るとは思ってもみませんでした。

夕飯や焚火の準備をしていましたが、慌ててテント内へ退避。
日没後、一度トイレのために外に出たのですが、足元がかろうじて見えるといったレベルの濃霧で、さながらサイレントヒルかといった状態でした。

その後はテント内でゴロゴロ、早めに就寝しました。

深夜にまたトイレに行った時は、雲一つなく満天の星空に驚きました。
キャンプに来てよかったと思った瞬間です。

翌日は雨

翌日は額の冷たさで起きました。
なんか前髪が濡れてる・・・?

目覚めてビックリ、テント内が結構濡れていました。
外から雨音がしていたので雨かーと若干テンション下がり目でしたが、テント内が濡れている事には謎しかありません。
幸い、iPhoneなどの電子機器は被害に遭っていませんでしたが、ところどころテント内に水がたまっているような状態。

対水圧高めのテントにしたはずなのに何故・・・と思って色々調べたところ、どうもテント内の結露が影響している模様。

更に私のテントはインナーの上部がメッシュになっているため、ベンチレーター(通気口)から入り込んだ雨や霧がテント内で雫になり、メッシュ部分から入り込んできたというのが謎の答えの様です。

この辺は完全に遮断するのは難しそうです。

雨の中の撤収

お昼前になっても止む気配がなかったので、雨の中撤収作業を開始。
先ずは炊事場の屋根の下に全ての道具を避難させて、テントを急いで畳みました。

炊事場では軽く道具の汚れを落とし、テントは車の後部に広げて乾燥させながら帰路に就きました。

時間にしておよそ1時間半くらいでしょうか。
はじめてのキャンプでまさか雨に降られるとは思ってもみませんでした。

あとがき

こんな感じでトラブル続きだった私の初キャンプですが、1年経った今でも、楽しくキャンプを続けています。

陣馬形山は最低限の設備はありますが、初キャンプするにはもしかするとハードルが高い場所かも知れません。
しかし、世間と隔絶された空間を体験したいという私の思いとはマッチした場所でした。

というわけで、これから私の1年ちょっとやってきたキャンプの経験をもとに、情報を発信していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

皆さんも良きキャンプライフを。

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